オールドパー|スコッチウイスキーの超定番が持つ100年の歴史とは?
みなさんこんにちは。大平です。
僕の大好きな本とお酒について紹介するブログ。
前回に続きお酒の紹介です。
前回はジムビームを紹介しました。
今回は知る人ぞ知るイギリスの銘酒、
スコッチ・ウイスキーの
オールドパー(OldParr)を紹介します。
日本と縁の深いオールドパー(OldParr)
2018年の秋ごろにシンプルでおしゃれなTVCMが流れていました。
スコッチ・ウイスキーのCMなんて珍しいなと思いつつ見ていると、
「日本が愛し続けた、ちょっといいスコッチウイスキー」という興味深いフレーズが。
オールドパーは、好んで飲んでいたので以前から知っていましたが、
「日本が愛し続けた」というのがどういう意味なのか気になったので
少し調べてみました。
日本では昨年の大河ドラマ「西郷どん」とちょうど同じ時期の明治初期に、
岩倉具視(「西郷どん」では笑福亭鶴瓶師匠が演じていましたね)の欧州使節団が
持ち帰り、明治天皇に献上されたそうです。
オールドパーはボトルの形が独特で、四角い形状に4つの角が丸みを帯びているので、
斜めにしても倒れず自立することから「決して倒れない」「右肩上がり」と、
縁起のよいお酒として明治以来、日本を代表する政財界人や文化人に愛され
まさに日本の歴史を共に歩んできたお酒ということでした。
曲がりなりにも経営者である自分がそうと知らずに飲んでいたとは(笑)
我ながらびっくりですが、逆に運命的なものを感じてしまいます。
オールドパーのオススメの飲み方
そんな有名なエピソードを知らずに飲んでいた自分が言うのもなんですが、
おススメはやっぱりストレートとロックです!
オールドパーのすっきりとした柑橘系の甘味と、
ほんの少し感じる蜂蜜の香りのバランスが最高です。
舌触りが滑らかで飲みやすく、コクがあって飲んだあとも長く余韻が続きます。
水を加えると香りがさらに広がって、最後にかすかにスモーキーな余韻が楽しめるので、
ぜひロックや水割りで飲んでみてください。おススメです!
3、4年ほど前に新しくラインナップに加わった日本限定販売の
オールドパーシルバーがおススメです。
飲まれることを前提に作られているそうです。
桃や梨などのフルーツやキャラメルのような香りが、
ソーダで割ることで強調されてとても爽快で後味もスッキリしてします。
いつもとひと味違うハイボールを楽しみたいという人は
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。